Googleが2020年8月31日(月)にGoogle画像検索機能をアップデートしたと発表しました。
新機能とは、無料もしくは有料画像を区別して検索する機能です。
ブロガーにとてはアイキャッチ画像などを無料で使用できる画像なのかを確認しながら時間を費やして検索されている方も多いと思います。
そんな画像検索をGoogleがアップデートによって解消してくれました!
Googleの画像検索で無料で利用できる画像として識別した結果を表示してくれるため、安心してダウンロードすることができます。
新機能を利用するユーザーにとっては、利便性が向上しただけでなく、安心して画像を利用できるといったメリットがあります。
早速、どのようにして商用フリー画像を検索するのかみていきましょう!
こんな方に読んで欲しい!
- 無料で利用できる画像だけを検索する方法を知りたい!
- 商用フリー画像検索サイトで提供されている画像以外も探したい。
- Googleの新機能を使い方を知りたい
Google画像検索とは
Googleの画像検索はインターネット上に公開されている画像を検索するための機能の1つで、2001年よりサービスが開始されています。
Wikipediaによると、きっかけとなったのは「ジェニファー・ロペスが着用した緑のヴェルサーチドレスの写真が見たいという需要に通常の画像検索では応え切れなかったこと」だそうです。
現在は所有する画像を用いて、キーワードで画像検索するのではなく、画像で類似画像を検索する逆画像検索も2011年より行えるようになっています。
そこに今回は、「無料」「有料」と混在していた画像検索結果について切り分けて検索できる機能が追加されたのです。
無料で利用できる画像を検索をする方法
無料で利用できる画像を検索する方法
まずGoogle画像検索で検索したいキーワードを検索窓に入力して検索します。
検索結果でこれまで通りキーワードに関連する画像の検索結果が表示され、一覧で確認することができます。
ただしこの段階では無料でダウンロードして使用しても良い画像なのか、ライセンス等を必要とする有料画像なのか混在していて判別できない状態です。
今回の新機能であるライセンスの有無を識別する機能を有効にして、無料で利用できる画像だけに絞り込むには、検索窓下部にある「ツール」をクリックします。
続けて、「ライセンス」をクリックして、「クリエイティブ・コモンズライセンス」を選択します。
すると、画像検索結果がリロードされて無料で利用できる画像のみが表示されました。
なお、検索された画像はあくまで無料なのか有料なのかを判別しているだけであるため、実際に使用する際は「使用の際に著作権者の表示」や「非営利目的での利用限定」「改変不可」などの条件を個々に詳細を利用規約等で参照する必要があるのでご注意ください。
他人と被りにくい有料の画像だけを検索する方法
「ライセンス」をクリックして、「商用およびその他ライセンス」を選択する事で、有料の画像のみを検索結果として表示することができます。
こちらに関しても、「使用の際に著作権者の表示」や「改変不可」について利用規約等を参照するようにしましょう。
利用規約をスマートに確認する方法
ツールのライセンスで絞り込み検索をした結果の画像の一部には、各画像の右下に「ライセンス可能」というバッジが表示されます。
バッジがついた画像をクリックすると、写真タイトルのすぐ下に「認可の詳細」があるのでクリックします。
そうすると、その画像を利用するための利用規約等のページへ遷移するので詳細を確認することができます。
Googleアプリからは新機能が使えない
iPhoneやiPad、AndroidのアプリとしてGoogle公式で「Google」アプリが提供されています。
スマホ等のブラウザからは、今回の新機能を使用することができるのですが、なぜかアプリで提供されている「Google」では記事投稿時点では「ライセンス」を使用することができませんでした。
Googleからは「Google」とは別に「Chrome」が提供されており、そちらでは今回の新機能を使用することができます。
「Google」での使用についてあまりニーズと判断したのでしょうか。今後のアップデートに期待しましょう。
まとめ
今回はGoogleの画像検索における新機能「ライセンス」についてご紹介しました。
無料と有料を識別して検索できるため、検索結果をセグメントして表示できるのは嬉しいアップデートですよね。
AIなどの技術がめまぐるしく発展しているので、今後のアップデート時には「使用の際に著作権者の表示」「非営利目的での利用限定」「改変不可」なども絞り込み検索できるとようになるといいなと個人的に思っています。