普段使っているダイニングテーブルで、子どもと一緒に食事やお絵かきなどする際に欠かせないのがキッズチェアですが、キッズチェアと言えば、「安定」「安全」「安心」の3つを意識して数ある椅子の中から選びますよね。
多くのキッズチェアでは転倒防止のため、脚の部分が横から見ると「L(エル字)」になっている事が多く、場所をとってしまうモデルが多いように思います。
そこで、2歳になる我が子のために、「Cybex LEMO CHAIR(サイベックス レモ チェア)」を購入したので、開封から組み立てまでをレビューします!
家具を組み立てるのが苦手という方でも簡単に組み立てられる設計になっています。
また、スタイリッシュが故に安定感について不安という方についても、安心していただけるポイントを紹介しているので、是非チェックしてみてください!
こんな方に読んで欲しい!
- おしゃれでスタイリッシュなキッズチェアを探している。
- Cybexのキッズチェアが気になっているけども組み立てられるか不安・・・
- 「安定」「安全」「安心」を満たすのか詳細部分を知りたい!
Cybex LEMO CHAIR(サイベックス レモ チェア)開封
こちらが、cybexから発売されているLEMO CHAIRです!
スタイリッシュなデザインなので、軽そうに見えますが、実際は金属のフレームが大部分を占めているため、重さは8kgと結構な重さです。
今回、私は楽天市場で余っていたポイントを使ってで購入したのですが、価格はAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングと比較したところ、どこも同じ価格だったので、どうせならという事で期間限定ポイントを使って購入しました。
吉祥寺や代官山と言ったおしゃれ気質溢れる店舗にも行って実物をみていましたが、そこでも価格は変わらずだったので、持ち帰りのことを考えるとネット通販で買う事をオススメします。
全てのフレーム素材は鉄で安定性確保
ベースフレームとサイドフレーム2本で全てを支える設計になっています。
フレームの素材は鉄でできており、円柱で組み合わせられているための、角がなく不意に転んでぶつけたとしても怪我をするリスクは避けられそうです。
また、ベースフレームの先は合成樹脂でカバーされいて、繋ぎ目も海外製とは思えないほど丁寧に加工されていました。
鉄同士の結合部分も処理が綺麗に施されているためか、歪みもなく安定して自立してくれます。
丈夫の秘訣はフレーム内の構造
サイドフレームの中を覗き込んだ様子です。
フレーム自体が金属で作られているため丈夫なのには間違いないのですが、キッズチェアという事もあってか、フレームの中を覗き込むと、フレームが折り曲がらないようにでしょうか。中に支柱が入っていました。
支柱は両サイドにあるボルトを通す穴を邪魔しない形でスティック状で入っています。
付属の六角レンチでボルトをしっかり固定
本体を組み立てるのに使うボルトは4本のみです。
しかもボルトのねじ穴は六角レンチなので、付属の六角レンチの長い方で仮止めをして、短い方でしっかりと固定できるため、接合部分がガタガタになると言った心配はなさそうです。
滑り止めは2箇所。ローラーへの差し替えも可能性あり!
キッズチェアを横から見た時によく見る「L(エル字)」の脚と異なり、Cybex LEMO CHAIRは4本の脚で全体を支えるようになっています。
その内、前方の2つが硬いゴムのようなシリコンのシリコンスタッズを取り付けるようになっていました。
あえて取り付ける仕様になっているのは、恐らく先々でローラーに切り替えたい時などにも、別売のローラーが取り付けられる事をニュアンスで伝えたかったからでしょうか。
マニュアルにはそのような記載がないので定かではないのですが、シリコンスタッズの形状が、ローラーの差込形状と類似しているため、恐らく可能なものだと思います。
フローリングなどの床を傷つけないためにも
ベースフレームにシリコンスタッズを取り付けた様子です。
床に触れる部分なので、私はシリコンスタッズをまずベースフレームに取り付ける事からはじめました。
組み立て方法が記載された取扱説明書では、シリコンスタッズは背板など全ての板を取り付けた後、最後に椅子の脚を持ち上げて取り付けると記載がありましたが、そもそもの重量が重いのと、組み立て途中で床を傷つけたくなかったので、早い段階で取り付ける事にしました。
力が弱い女性や床を傷つけたくないなどお考えがある方であれば、まずシリコンスタッズを先に取り付けることをオススメします!
後方の脚にはローラーあり!移動は傾けて
ベースフレームの後方部分となる脚には、小さなローラーがついていました。
前方が滑り止めのシリコンスタッズがついているため、移動する際は、前方を持ち上げて後方のローラーを転がしながら移動するスタイルになります。
ローラー自体はそれほど大きくないため、傾ける角度も後ろに倒しすぎるとローラーが地面が離れて滑らなくなります。
また、360度回転する仕様ではないため、方向を変えたいときは1つの脚を軸にして回転させるような移動の仕方になります。
キッズチェア全般に言える事だと思いますが、安全に配慮した設計を優先しているため動かしにくいのは共通のようです。
シンプルだからこそ気をつけよう
ここではサイドフレームをベースフレームにはめ込んでいきます。
それぞれ、はめ込んだ後にボルトで固定するのですが、サイドフレームには両サイドボルトを止めるための穴が空いています。
ただし、一見同じように穴が空いているように見えるのですが、上下決まっているため、ベースステーションにはめる際は、ちゃんとベースステーションにあるボルトを固定する穴と同じ高さにボルトが通せる穴があるかを確認しながら差し込む必要があります。
この辺りは片方が違えば上下逆さにすればいいだけなので、感覚で組み立てても間違う事はないと思います。
ガタガタしないようにしっかりとボルトで固定
全体的にスタイリッシュなデザインのCybex LEMO CHAIRですが、各フレームが細い分、ボルトを固定する箇所も最小限に抑えられています。
鉄でできたフレームにボルトで固定なので、強度については心配ないのですが、ベースフレームと固定する箇所が2箇所だけであるため、しっかりと固定していきます。
木目が綺麗でシンプルなデザイン
どんどん組み上げていきます。
こちらが写真右奥から背板、座板、足のせ板です。
背板を除く2枚の板は、サイドフレーム内の範囲で自由に上下することができ、幼児から大人まで、好きな高さで調整できるようになっています。
また、木材の角は鋭角にカットされただけのものではなく、しっかりと縁取りしています。
背板に関しては、小学校にある椅子の背もたれのように少し曲がった形状をしているので、もたれた時のフィット感がありそうです。
裏面はこんな感じで、木の板に上下にスライドさせるための合成樹脂製でできたパーツが取り付けられています。
そこに、cybexとロゴが入っており、所有感が満たされる思いになります。
高さ自由に片手で調整できる
座板を上下スライドさせる際、どのようにして固定されているのか見ていきましょう!
座板の両サイドに剥き出して金属が、サイドフレームにある溝に入ってロックする仕様になっています。
ロックするための金属の形状は、真横から見ると縦長になっており、前後に振れても簡単に倒れないようになっていいます。
座板も足のせ板もサイドフレームの強度があってのことですが、こちらも固定するための接点はそれぞれ両サイドの2点のみです。
このように、点で固定する部分が多いので、キッズチェアをお探しの方にとっては、Cybex LEMO CHAIRの強度が気になるのも当然かと思います。
スライドは片手でカンタン!レバーを回すだけ
時計と反対周りにレバーを回すことで、ロックが解除されてサイドフレーム内で上下にスライドして動かすことができます。
ロックの固定はレバーを元に戻すだけで、サイドフレームの溝に開けられた穴にロックするための金具がしっかりと入っていれば、スライドして落ちる心配はありません。
レバーを回した際、反発するように元に戻ろうとするので、すぐにロックされると言う意味でも安全に配慮されているのではないでしょうか。
最後に背板を固定
背板をサイドフレームに固定する前にフィラーと呼ばれるスポンジを差し込みます。
詰め物と言うことなのですが、何のために詰めるのかよく分かりませ。
別売のLEMO bouncerも取り付けることができるため、そちらの設置を使用しない時のためでしょうか。
取り敢えず説明書に従って取り付けておきました。
背板の固定はフィラーの下にある穴にボルトを通して固定します。
これでフィラーがサイドフレーム内で滑り落ちる事もありません。
組み立て完了!
背板を固定したら組み立て完了です。
少しグレーに近い色のフレームにナチュラルの3枚板が主張しすぎないけれどおしゃれで機能的なキッズチェアが出来上がりました!
まとめ
今回は開封&組み立てレビューなのでここまでにして、次回、使用レビューを記事にしようとお思います。
組み立てるのに不安を抱えている方や、「安定」「安全」「安心」を気にされていた方。CybexのLEMO CHAIRは鉄のフレームでしっかりとした重量感がありながらスタイリッシュな上、背板、座板、足ふみ板についてはナチュラルで柔らかい印象を加えながら、しっかりと縁取りやカーブをつけた加工が施されているため、デザインだけを追求したキッズチェアではない事がお分かり頂けたかと思います。
気になった方は是非チェックしてみてください!