ガジェット

シンプルで機能的!ATEM Mini Pro ISOを開封&レビュー

MV_ATEM Mini Pro ISO
うめパパ吹き出し
うめパパ
どうもこんにちは!うめパパ(Twitter,Facebook)です。

今回ご紹介するのは、Blackmagic Designさんより日本で2020年7月31日に発売されたATEM Miniシリーズ「ATEM Mini Pro ISO」を紹介します!

近年、SNS動画配信サービスの普及により、テレビ以外でもでクオリティーの高い動画を視聴する機会が増えましたよね。

ただ動画を撮影した映像を配信しているのではなく、様々なカメラアングルやパソコンの画面と配信者の映像を交互にだし分けたり、ゲーム実況でテレビのようにプレイヤーをワイプで抜いていたりと、視聴者を飽きさせない工夫がされた映像を当たり前のように見ています。

その背景には、様々なデバイスやソフトを駆使しながら配信されている方も多いのではないでしょうか。

また、映像配信をこれから始めたい!っという方も年々増えてきています。

そんな映像の演出や使い勝手をより良くするためのデバイスとして、今回は「ATEM Mini Pro ISO」が手元に届いたので開封&レビューとして付属品や本体の仕様について解説します。

この記事を読めば「ATEM Mini Pro ISO」について、ATEM Miniシリーズで最上位モデルとして何ができるのかを知ることができますよ!

こんな方に読んで欲しい!

  • スイッチャーが何かを知りたい!
  • ATEM Miniシリーズでどれを選べば良いか迷っている。
  • 主な仕様について簡単に教えて欲しい。

スイッチャーとは

スイッチャーは、複数台のカメラや映像出力する端末からの映像信号を手元で配信及び記録映像を切り替えるデバイスの事です。

被写体を複数のカメラアングルから撮影したり、パソコンやスマートフォンなどの画面や資料などを組み合わせながら1つの映像として出力することができるため、簡単な映像編集もその場で行えるという利点もあります。

スイッチャー普及の背景

YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNS動画配信サービスの普及拡大が背景にあります。

個人でも動画コンテンツ作成して、SNS動画配信サービスを通じて配信できるようになった事で、映像の編集技術や作成に対しる差別化を図るために利用する方が増えています

また、新型コロナウイルスの感染拡大によってライブ配信ニーズも急速に高まっているようで、教育やビジネスシーンなどにも波及して注目を集めています。

スイッチャーの必要性

映像を継続して視聴いただくためには、視聴者に飽きさせない映像制作が必要です。

キレイな映像を撮影してたり、編集でクオリティーをあげる事はもちろん大切な技術の1つですが、カメラアングルが1つだけで、動きのない映像だった場合、どれだけクオリティーが高くても視聴し続ける事は難しいです。

そこで必要となるのがスイッチャーです。

複数のカメラや映像出力機材をスイッチャーに繋ぎ、必要に応じて映像を切り替える事で、

注目して欲しいポイントを的確に視聴者に届けることができます。

また視聴者にとっても、複数の視点から動きのある映像を視聴することができるため、飽きることなく視聴し続けることができます。

ただ映像を切り替えるためのデバイスではなく、視聴し続けられる映像を作成するために必要なデバイスとしてニーズが高まっています。

様々な利用シーンに対応

ATEM Mini Pro ISOは様々なシーンで活用できるデバイスとして人気を集めています。

ライブ配信

YouTube、Facebook、TwitchTVなどのSNS動画配信サービスへATEM Mini Pro ISOからライブ配信できます!

Blackmagic designからは以前よりATEM miniを販売していましたが、ストリーム配信ができるようになったのはATEIM mini ProとATEM mini ISOの2機種です。

テレビ電話会議システム

ATEM mini Pro ISOとパソコンを接続する事で、なんとWEBカメラとして認識してくれます!

パソコン本体に内臓されているほとんどのカメラの性能は、お世辞にも良いとは言えませんよね。

ATEM Mini Pro ISOを使えば、ATEM Mini Pro ISOへ接続するカメラ性能にもよりますが画質だけでなく、ズーム機能や背景をぼかしたクオリティーが高い映像を使用することができます。

うめパパ吹き出し
うめパパ
印象が大切だったり、見やすい映像が必要である場合などに活躍すること間違いなしです!

映像編集

複数カメラで撮影した映像を編集をされた事がある方であれば、経験したことがあるかと思いますが、全ての映像の再生位置関係を整える必要があったり、音声を調整したりと様々な前準備が必要になり大変な労力と時間を必要とします。

ATEM Mini Pro ISOは、全ての映像を同時に記録できるため、開始位置について調整する必要がない他、収録中に映像を切り替えたポイントなども記録されているため、編集の手間を大幅にカットすることができます!

また、記録される映像はATEM Mini Pro ISOに接続された全ての映像をそれぞれ個別に記録されるように設定変更できるため、映像切り替え部分を編集段階で変更することだってできます。

長時間撮影

公式サイトなどは紹介されていないのですが、私個人的に活用できると思ったのが、長時間撮影時にも対応できるということです。

映像撮影に特化したしたビデオカメラや一眼レフカメラであれば、長時間撮影についてあまりメリットを感じないのかもしれませんが、一部連続ビデオ撮影時間に制限がある一眼レフカメラを使用する場合は、制限時間を気にすることなく収録用機材として使用することができるようになります!

なぜかと言うと、ATEM Mini Pro ISOを使用して映像収録する場合はカメラ側は電源を入れて撮影できる状態であれば良いだけで、カメラ本体で記録する必要からです。

映像記録はATEM Mini Pro ISOに接続する外部記録メディアに保存されるため、メディア容量やカメラ側のバッテリーが持つ限り連続撮影が行えると言うことです!

うめパパ吹き出し
うめパパ
20分までしか連続撮影できないなど制限があるカメラでも長時間撮影できるのは嬉しいですよね!

化粧箱からチェック!

ATEM Mini Pro ISOの化粧箱

こちらが「ATEM Mini Pro ISO」の化粧箱です!

ATEM Miniシリーズで「ATEM Mini Pro」が販売されていますが、こちらは収録する全ビデオファイルを個々のファイルとして外部ストレージに記録できる機能が搭載されたビデオスイッチャーです。

ATEM Mini Pro ISOの裏面 裏面にはATEM Mini Pro ISO本体のボタンや接続ポートなどについて英語で表記されています。

Proシリーズでは、インサーネットポートがあり、YouTubeなどのSNS動画配信サービスへパソコンへの接続なしで配信することができるようになっています。

また、USB-Cでパソコンと直接繋ぐ事ができますが、ATEM Mini Proの場合、外部ストレージへの記録を兼ねているため、USB-Cでパソコンを繋ぐのではなく、インサーネットケーブルで繋いでATEM Mini Pro本体の操作や設定を行えるようになっているようです。

開封で本体と付属品をチェック

ATEM Mini Pro ISOを開封_Welcomeカード

上から開封すると、まずWelcomeカードが白い発砲スチロールの型に収められた状態で登場します。

ATEM Mini Pro ISOを開封_Welcomeカード_内容物

Welcomeカード以外に、環境へ配慮した取り組みとしてマニュアルやソフトウェアを記録したSDカードの提供廃止のご案内や、Blackmagic designのオリジナルステッカー、無料で映像編集が行える「Davin Resolve 16」についてのご案内が入っていました。

うめパパ吹き出し
うめパパ
ユーザーからの意見でエコに取り組んでいるとの事、企業としての姿勢が素晴らしいです!

ATEM Mini Pro ISOを開封_コンセント

そして、Welcomeカードの下には世界中で使用できるプラグと電源アダプターがきれいに整理されて入っていました。

ATEM Mini Pro ISOを開封_コンセントのプラグ

付属のプラグ形状はご覧の通りです。もちろん日本で使用できるプラグも付属されているため、変換プラグを別途準備する必要はありません!

ATEM Mini Pro ISOを開封_本体

こちらが「ATEM Mini Pro ISO」です!

白い発砲スチロールは2段になっており、上の発砲スチロールを引き上げると姿が現れます。

こちらも環境に配慮してなのでしょうか。包装材としてのビニール袋に包まれていませんでした。

ATEM Mini Pro ISO本体を取り出した後は、何も無いようなので内容物は以上となります!

噂のATEM Mini Pro ISO

ATEM Mini Pro ISO本体

こちらがATEM Miniシリーズの最上位モデルである「ATEM Mini Pro ISO」です!

右上には「ATEM Mini Pro ISO」としっかりと印字されています。

ボタンは「ATEM Mini Pro」と同様ですが、ATEM Mini Pro ISOは何度も記述していますが、個々にビデオファイルを記録できるように設計されています!

ISOと名前がついているのもこちらの機能が由来となっているようです。

ATEM Mini Pro ISO本体の裏側

こちらATEM Mini Pro ISO」の背面部分です。

右から順番に電源、SNS動画配信サービスを利用もしくはパソコンと直接接続してATEM Mini Pro ISOの設定を行うためのインサーネットポート、外部ストレージを接続やWEBカメラとして機能させるためのUSB-C、映像確認用のHDMIポート1つと映像入力用のHDMIポート4つ、マイク入力用が2つあります。

映像入出力はどれもHDMIなので、対応していないデバイスを接続する場合は途中で変換アダプターをかませる必要があります。

また、USB-Cを接続するUSB OUTについては、アダプター等で分岐させることができないようです。

なので、外部ストレージを複数接続したい場合などは、外部ストレージ側でRAIDとして組むなどしておく必要がありそうです

うめパパ吹き出し
うめパパ
RAIDの設定方法が分からない場合は、純粋にストレージを大きくした方が無難ですよ

ATEM Mini Pro ISO本体の電源

電源についてはプロ仕様なのでしょうか。簡単に抜けないようにボルトで固定して抜けないように設計されていました。

ATEM Mini Pro ISO本体の側面

両サイドには通気口です。

ボディー自体が放熱するような素材ではないため通気口が設けれらていました。

4つの映像を処理するのに電力を多く必要とするのでしょうね。

電源を入れた時にファンの音などがどの程度になるのか気になるところです。

動作確認

ATEM Mini Pro ISOの動作確認

電源を入れるボタンが明るく光りました!

これまでご覧いただいたように電源用のボタンはないため、電源を入れると起動する仕組みのようです。

この段階では、ボタンを押しても何も接続していないため機能しません。

ATEM Mini Pro ISOのボタンを押す

ただ押したボタンが光るので、何処となくついつい押して楽しんでしまいます。

うめパパ吹き出し
うめパパ
シリコン素材なので触り心地はさらさらしていて気持ちいですよ!

まとめ

今回は「ATEM Mini Pro ISO」本体の開封&レビューをしました!

ATEM Mini Pro ISOはコンパクトな設計ながらも、映像の見せ方や使い方の幅をグンっと広げてくれる素晴らしいデバイスです。

プロ御用達の代物だと、20万、30万の価格帯で販売されいますが、なかなか個人では手が出せない代物でした。

そこをBlackmagic Designさんが裾幅を広げて個人でも扱えるところまで技術を持ってきたのは感謝でしかありません!

動画配信をされる方にとって注目となるデバイスなので、詳細の扱い方については使いながらレビューしようと思います。

ではまたのレビューをお楽しみにしていて下さい!

人気記事ランキング

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

うめパパ

UMEPAPAを運営しているうめパパです。2児のパパとして育児をしながら副業として副収入を得られるようになるブログ制作についてや、機能的でおしゃれなガジェットについて、こだわりをレビューしています!日常生活に役立つサービスや情報についても、気晴らしにチェックしてみてください!

-ガジェット

© 2024 UMEPAPA